迷ったときに確かめる
印刷発注:前回と同じ紙が分からないとき:紙名を推測せず相談する
見た目で紙名を決めず、旧記録・現物・使い方の三つから候補を確認します。
こんな方に前回仕様が残っていない印刷発注者
このページでできること不明な紙の再注文を推測で進めず相談できる
まず紙名が残る資料を探す
現物しか見つからない時も、前回の注文履歴、見積書、請求の明細、制作担当の記録に紙名がある場合があります。発注先と注文時期を特定し、確認できる範囲で照会します。『光沢があるからコート紙のこの厚さ』と見た目だけで断定しないようにします。
紙種が違えば同じ連量でも厚みが異なることは、グラフィックの公式FAQでも説明されています。厚く感じるという感想や一枚の重量だけで、元の銘柄と同一だと扱うことはできません。分かった情報と推定を分けます。
現物で再現したい性質を伝える
架空例では、前回の申込カードは書きやすかったが紙名が不明とします。その場合は『同じ商品名が必須』なのか、『指定のペンで書ける厚みの近い紙ならよい』のかを確認します。後者なら、同じ紙の特定にこだわるより用途に合う代替候補を試す道があります。
現物は保存状態と用途を添えて注文先へ渡します。汚れや退色がある場合は、その状態を新品の希望と誤解されないようにします。印刷会社から候補が出たら、同一と確認できたのか、近い代替なのかを回答に残してもらいます。
候補を採用する理由を新仕様にする
候補紙は、記入、透け、折りなど使い方に必要な動作で比較します。紙だけの見本と印刷・加工済みの完成品では確認できる範囲が異なるため、未確認部分を記録します。採用した銘柄や商品表示は、注文画面と一致するかも確かめます。
最後に『前回と同じ紙』という言葉を、新しく確認した具体的な仕様へ置き換えます。前回との完全一致が確認できない場合は、その限定を承認者にも共有します。今回の注文と見本を保存すれば、次回は同じ不明点から調べ直す必要が減ります。
参照資料と確認範囲
以下は制度・用語・公式の取扱いを確認した資料です。作業手順、比較の視点、記入例は当サイトの編集提案です。個別の契約・施設・製品には、その条件を確認して適用してください。
- グラフィック|紙の名前の後にあるkg ↗
確認日 2026-10-29 / 連量の基準と、紙種が違えば同連量でも厚みが異なる説明。銘柄の推定や厚さの保証には使わない。

