手順を詳しく知る
制作会社へ校正を返す:修正位置・版・再校正範囲を指定する
決定済みの修正を、制作会社が迷わず反映できる指示へ整えます。
こんな方に決定済みの修正を外部制作会社へ戻す印刷発注者
このページでできること修正箇所と対象外を特定し、再校正で照合できる指示を渡せる
修正の対象となる版を固定する
制作会社へ校正を返す時は、まずどの原稿に対する修正かを明記します。ファイル名、版、ページ数を示し、以前の校正紙への赤字を混ぜないようにします。社内での意見収集や採否の決定を終えた、確定指示だけをまとめます。未決の相談がある場合は、製造に反映する指示と別に表示します。
対象が複数種類にわたるなら、支店版や言語版などの名称も付けます。同じページ番号の資料が複数あると、ページだけでは場所を特定できません。『東支店版・第3版・裏面』のように、制作担当が対象データを一つに絞れる情報を先頭に置きます。
置換前後と、変えない範囲を示す
文字の修正は、現在の文字列と変更後の文字列を対にして示します。行番号が変わりやすい原稿では、見出しや周辺の文も添えると場所を探しやすくなります。削除、挿入、置換を区別し、どこからどこまでを変えるのかが分かるようにします。矢印だけで内容を推測させないことが大切です。
架空例で、価格表の『税込1,000円』を『税込1,200円』へ直す時は、該当商品名と位置を示します。紙面の別商品に同じ数字があっても変更対象ではないなら、その範囲を明記します。全箇所置換を頼む場合も、画像内や別版を含むかを定義し、制作担当が独自に拡大解釈しないようにします。
指示と印刷する内容を分けて渡す
PDF注釈、修正一覧、指示入り画像など、相手が確認できる形式を相談します。印刷原稿の上に直接書いた矢印や枠は、修正指示なのか完成品に載せる線なのかを区別します。差替え画像やロゴを添える場合は、指示番号とファイル名を対応させ、どの画像を使うかを明確にします。
画像のトリミングや余白を変える指示では、『大きく』だけでなく、残したい対象と切れてはいけない範囲を示します。制作上その通りに実現できない場合は、勝手に近い案で進めず回答してもらうよう伝えます。印刷条件が変わる指示は、費用や納期を含めて別途確認する必要があります。
制作会社へ返す確定修正票
編集部作成の記入用ひな形です。例示した条件や値は架空例です。実際の内容を入力してください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。
| 指示番号・対象版・位置 | 置換前または現在の状態 | 確定した変更内容 | 対象外・添付資料 | 再校正で確認する範囲 |
|---|---|---|---|---|
修正一覧で再校正を照合する
修正版では指示番号ごとに反映を確認し、対応できなかった箇所への回答も受け取ります。文字が増えたことで行やページが動いた、画像差替えでキャプションとの対応が変わったなど、変更の影響範囲も見ます。修正した一文字だけ確認して全体を承認しないようにします。
戻し漏れがあれば、同じ指示を重ねて送るだけでなく、修正版のどこに何が残っているかを示します。確認が終わったら採用するファイルを特定し、製造へ進める範囲を返答します。完了した修正票を承認版と一緒に保存すると、再注文の際にも変更の根拠を追うことができます。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

