迷ったときに確かめる
印刷発注:編集できる元データも渡す?修正担当と納品物を確認する
印刷用ファイルと、今後の編集に使う元データは役割が違います。必要な範囲を依頼前に決めます。
こんな方に制作と印刷を別会社へ依頼する発注者
このページでできること受け渡すファイルと修正担当を合意できる
今回の印刷と将来の編集を分ける
印刷会社へ完成データを渡すだけなら、指定形式の印刷用ファイルで進められる場合があります。一方、文字や図を直してもらうなら、編集可能な形式や元の画像などが必要なことがあります。『元データも渡した方が安心』と広げる前に、今回依頼する作業を決めます。
発注者は、誰が修正し、誰が印刷可能なデータにするかを確認します。制作会社、印刷会社、自社の三者で役割が曖昧だと、修正を頼んだつもりでも完成PDFがそのまま印刷へ進むおそれがあります。依頼範囲を見積と一緒に合意します。
必要な形式と利用範囲を確認する
架空例では、制作会社から印刷用PDFだけを受け取り、翌年は別の担当に価格変更を頼みたい場合があります。元データの納品が契約に含まれるか、必要な素材や書体をどう扱うかを制作元へ確認します。ファイルを持っていることだけで、自由な再編集や第三者への提供ができると推測しません。
技術的に開けるかも別の問題です。対応ソフト、リンク画像、文字の扱いなどは修正担当へ確認し、発注者が必要なものを独自に抜き出して渡さないようにします。不明な権限や契約条件は担当部門へ照会し、この記事だけで法的な結論を決めません。
印刷対象と参考資料を区別する
元データとPDFを一緒に渡す場合は、どちらが印刷の基準かを指定します。編集用のファイルに古い表記が残り、PDFだけ修正されていることがないかも確認してください。参考品や旧版には印刷対象でないことを明示します。
最後に、納品されるファイル、修正後の承認方法、次回に再利用できる範囲を記録します。何でも多く受け取ることより、今回の製造と将来の変更に必要なデータが、使える条件でそろうことを目指します。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

