手順を詳しく知る
印刷発注:ネット注文と相談窓口を選ぶ:未確定仕様から依頼方法を決める
仕様が決まっている部分と相談が必要な部分から、注文画面と個別窓口の使い方を選びます。
こんな方に初回発注で依頼先を探している担当者
このページでできること相談範囲を明示して依頼経路を選べる
自分で選べる仕様と、不明な条件を分ける
ネット注文では、寸法、紙、色、部数などを選択して価格を確認できる商品があります。ただし選択肢が表示されることと、自分の用途に適した選択ができることは別です。仕様が決まっている項目、候補がある項目、意味から確認したい項目に分けてから依頼方法を考えます。
例えば完成寸法と数量が確定し、同じ紙の前回仕様もあるなら、対応する商品を探す作業が中心です。一方、書き込み可能な加工を探す、現物しかない、特殊な折り方を頼むといった場合は、価格表を選ぶ前に実現できる条件を相談する必要があります。分からない項目を適当に埋めて注文しないようにします。
制作と印刷の境界を確かめる
印刷会社が受ける範囲には、完成したデータの印刷、データ調整、デザイン制作、現物からの再制作などがあります。どこまで含むかは会社や商品で異なります。『データチェックあり』という表示だけで、文章やデザインの修正を引き受けてもらえるとは考えません。必要な作業を言葉にして尋ねます。
架空例では、社内のWord原稿をパンフレットにしたい場合、文章はあるが完成データはない状態です。見積依頼には『原稿整理、レイアウト、修正回数、入稿用データ作成、印刷』のどこを依頼したいかを示します。外部デザイナーと印刷会社へ分けるなら、データ条件を誰が確認するかも決めます。
少数の具体的な質問で対応を比べる
依頼候補には同じ使用目的と条件を渡し、残る不明点への回答を比べます。『高品質ですか』ではなく、『指定の筆記具で書く面を確認できる見本はあるか』『折りと紙の組合せを事前に確認できるか』のように、自分の判断を進める質問を選びます。返答の速さだけでなく、答えられる範囲が明確かも見ます。
相談が必要な窓口の営業時間、返答を受ける方法、担当不在時の扱いも確認します。窓口があるだけで、夜間でも原稿修正を止められるとは限りません。予定する入稿時刻と、確認に応じられる時間が合うかを見て、発注者側の対応も含めた日程にします。
依頼方法の比較表
編集部作成の記入用ひな形です。例示した条件や値は架空例です。実際の内容を入力してください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。
| 確認する作業 | 自社で用意できること | 依頼先に頼むこと | 回答・費用 | 未解決事項 |
|---|---|---|---|---|
価格と未解決の作業を一緒に選ぶ
最終比較では、同じ完成品を得るために残っている作業を含めて見ます。安い印刷料金でも自分で用意できないデータが必要なら、制作費や修正日数が加わります。個別相談の見積でも、校正や送料がどこまで含まれるか分からなければ比較条件をそろえる必要があります。
採用理由は特定の依頼方式が優れているからではなく、今回の仕様と体制で進められるからと説明できる形にします。依頼先を決めた後は、質問への回答を仕様書へ戻し、注文画面や見積に反映されたかを確認します。相談内容と実際の注文が別の商品にならないよう、最後の照合まで行います。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

